能勢鋼材独自の切断対応

能勢鋼材のウォータジェット切断は、３年間の研究で開発した、高密度高集束水※を用いています。
高密度高集束水での切断は、従来の加工方法（水を利用）に比べて、切断面、切断幅、切断スピード、ともにメリットある製品を提供できます。
※水または高密度高集束水（特許技術）で切断します。

大型製品の切断が可能

最大寸法（幅3,100mm✕長7,000mm✕厚み100mm）まで切断対応が可能です。
プラズマ、レーザー切断が及ばない厚板で、かつ大型製品に対する切断（穴あけ、開先切断）が可能です。

2.5次元(±45度傾斜)切断が可能

垂直切断だけではなく、±45度までの傾斜（開先）切断が可能です。形状が複雑で機械加工では対応が難しい形状、小ロット品の対応が可能です。

ツインノズルマシンでの短納期対応が可能

複数体制、2台（3ヘッド）の加工機で対応が可能です。

熱影響、歪の無い（少ない）切断が可能

細長い製品、小径多孔品など熱影響が懸念される製品に対して、最小の歪で切断が可能です。切断時に発生する熱は摩擦熱（約80度程度と言われています）のみであり、熱に弱い素材の切断も可能です。

フラットバーの諸問題の解決策

フラットバーの諸問題(とりがよくない、規格が無いサイズ、規格が無い材質など)の解決策として、弊社の最新鋭シャーリングマシン、高性能歪取りマシンを活用したご提案が可能です。
ねじれ防止装置を設置した最新鋭シャーリングマシンは従来のシャーリングマシンに比べて切断精度、切断形状が大きく優れています。さらに高性能歪取り機にかけることで、フラットバーの代用としての利用可能です。
製作サイズは、板16t×巾400×6000まで対応できます。

最新鋭シャーリングマシン

従来のシャーリングマシンに比較して、より多くのねじれ防止装置を設置する事で、切断精度、切断形状が向上しました。

高性能歪取り機

切断時に生じる複雑な”ねじれ”、”歪”、”キャンバー”を、オートリターン機能を搭載した、フル装備仕様の歪取りロール機で対応。

5台のチップソー切断体制

バンドソー切断に比較して、高精度で滑らかな切断面を実現することのできるチップソー切断。5台のチップソー切断機、能勢鋼材の経験豊富な切断技術者、10年にわたる切断条件の蓄積、これら3つの力を結集させ、多ロット、短納期対応が可能となりました。

豊富な機種で様々な切断ニーズに対応

PCSAW530をはじめ豊富なバンドソーにより、Φ530迄の大径サイズの切断や、最大角度60度迄の角度切断が可能です。
PCSAW530は、切断刃にパルス振動を与えながら切断するもので、切削時のびびり振動の低減、切削抵抗の低減など、高速高精度切断を実現しています。

航空機部品など高度加工品のニーズに対応

もっと深く、ものづくりを知りたい。そんな想いを形にするため、若いメンバで構成された機械加工チームが、複合旋盤機、フライス加工機、旋盤加工機などの自社設備を用いて、日々技術を磨いています。そのようにして生み出された製品は、3次元測定機などの検査機を用いて、保証しています。
数多くの部品が組み上げられている航空機や自動車など。今後も、それらの大切な一つ一つの部品を、機械加工チームが滋賀工場から世界に送り出しています。