平成19年3月2日 金曜日
昨日は東京にて、日本チタン協会の冬季総会・研修会がありました。
2006年 チタン出荷量
スポンジチタン 2005年 30,549トン → 2006年 36,995トン 増
展伸材 2005年 18,147トン → 2006年 17,317トン 減
展伸材の落ち込みは需要減ではなくスポンジチタンの製造・供給が追いつかない為
2007年 予想
スポンジチタン 38,000トン
展伸材 18,500トン
中でも興味深い話をしましょう
研修会にて
1、HDD製作に関してチタンを使用
HDDは文字通りパソコン等に使用される記憶装置のことです。様々な部品が使用されていますが内部に「ディスク」と呼ばれる円盤があります。この円盤は何枚か重ねられておりそれを連結する箇所にチタンが使われています。
驚いたのはこの円盤の平坦度。
例えて言うとアメリカ全土を平坦にしその上にサッカーボールを乗せたときボールが動くかどうか。
またディスクとヘッドの隙間の交差。
例えて言うとジャンボジェット機が地上すれすれ0.6mmの隙間で飛び続けると言うもの。
上記のような精密さが要求される代物だそうです。
出荷台数が世界的に増え、技術は格段の進歩を遂げ、価格は下がり続けると嘆いておられました。
2、チタン食器に漆塗り(うるし)
木材と漆は昔から相性はいいですが、これがまたチタンとの相性もいいみたいです
有意義な会でありました
論語より 八佾第三
哀公、社を宰我對えて曰わく、夏后氏は松を以てし、殷人は柏を以てし周人は栗を以てす。曰わく、民をして戦栗せしむるなり。子之を聞きて曰わく成事は諫めず、既往は咎めず。
ステンレス・高合金・チタンのホスピタリティーサプライヤー
能勢鋼材株式会社 代表取締役 能勢孝一
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