能勢鋼材株式会社

スタッフブログ

2016年01月12日

新春経済講演会

去る1/8(金)金融機関さん主催の新春経済講演会に参加してまいりました。
毎年恒例の経済学者の伊藤元重さんと、今年はアサヒグループホールディングスCEOの泉谷直木さんが加わったお二人の講演でした。
伊藤氏は、『ワールドビジネスサテライト』のコメンテータとしてお馴染みで、泉谷氏はあの大ヒット商品
「アサヒスーパードライ」の開発仕掛け人です。
お二人とも、興味深い内容を大変わかりやすくお話していただき、3時間があっという間でした。
それぞれで共通したこれからの日本経済のキーワードは「少子化」と「グローバル化」。
何をいまさら。。。
てなキーワードですが、少子化によってこれから減少する事が確実な消費のパイの中でどうモノを作り売って行くのか?
車だってテレビだって確実に国内需要が減る。やはり国内から外へ打って出る以外にない。
TPPによって海外から安価なモノ、サービスが入って来る事もほぼ確実な中で、国内だけに固執していては利益は確保できない。
特に伊藤氏は日本の技術、価値をどんどん海外、特にアジア圏にもっとアピールし、日本も含めたアジア全体でヒト、モノ、カネを活発に行き来させ、大きな市場、経済圏を形成する必要があるとの論調でした。
歴史の違い、文化の違いのある中で、お互いが違うと認識を確認しあっておつきあいをしていきたいものですね。
我々日本人から見ると一見、同じ様な文化を持つようにみえるEU各国も実は仲の良くない隣国もあるのです。
でも、陸続きの国境を多く持つ彼らは、生きていく為、それはそれ、これはこれと割り切って、EUというひとつの経済圏を形成し、ヒト、モノ、カネをどんどん行き来させています。
伊藤氏によれば、昨今爆買だなんだのと言って海外から観光客が多く来てる事騒いでいますが、日本に海外から訪れる人が、年間年間1300万人ほど。
これが何とフランスでは8000万人、スペインでは6000万人。
スペインなんて人口たったの4600万人!
そんなとこに年間6000万人来るわけですから、街中観光客だらけなわけです。
その多くがEU内での観光客だそうです。
日本人から見たら皆同んなじにみえますが。。。
アジアもEU並とはなかなかいかなくとも、気軽にあっちこっちにいけるようになる事も大事かもしれませんね。
総務部 柴坂

最新記事

カテゴリー

能勢鋼材株式会社

〒535-0031 大阪市旭区高殿1丁目2番25号

06-6922-7631

[受付] 平日(月~金) 9:00~18:00