江戸っ子は水道の水で産湯をいただく
江戸っ子の自慢の一つ。「水道の水で産湯をいただく」。
産湯に水道の水を使える。
水道が整備されている町、都会に住んでるんだよという自慢だったようですね。
井戸端会議、時代劇なんかでよく見るシーンですが。
井戸といえば地下水と思いきや、江戸の一部の井戸はちょっと違うようです。
両国国技館横の江戸東京博物館で、実物大の井戸模型が展示されています。
井戸水は地下水ではなく、遠くは多摩川などから流されてきた上水道の水。
川や池の自然水が高低差を利用し、玉川上水や送水管を通って井戸の下まで運ばれています。
当時の送水管である『樋』は、大部分が木製で石材の区間もあり、その延長は数百kmにも及んだそうです。
現在の水道網は自然流下式ではなく加圧式となり、大阪市の水道網の総延長は約5000kmにもおよぶそうです。そして、現在の『樋』は、ダクタイル鋳鉄管、鋼管などが使用されています。
ライフサイクルコストの低減、耐久性・安全性の向上など、給水システムへの要求は、ますます高まります。
そんな、給水システムへの材料として、ステンレス材が注目され、採用が始まっています。
江戸時代の最新水道システムを紹介する江戸東京博物館に隣接する両国国技館。
そこでは、現在の最新の配管とも言うべきステンレス給水配管が採用されています。
詳しくは、配管システム普及委員会ホームページにて。
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