2022年03月14日
物価と賃金
今現在、日本政府は物価と賃金を上げようとしています。
そこで、なぜ物価と賃金を上げるべきなのか、個人的な見解ですが記載させて頂きます。
日本は 安くて良いモノが美徳という考えがあります。
100円ショップは典型的な例ですが、この100円ショップ、なんと企業努力により1980年代からずっと金額は100円です。
100円ショップは製品の生産地である、中国ですら200円弱と世界中で100円で売られいているのは日本だけです。
ここで、1980年代の大卒の初任給は約11万円程、今現在は約20万円程と賃金は2倍になっています。
このことより、ずっと100円ということは異常だなと思いました。
他の国は賃金が上がったから、物価も上げていますが、日本は据え置きです。
よって、日本の製品はお買い得であるため、中国人が爆買する流れになります。
インバウンドが増加するだけあれば問題ないですが、企業及び人材もお買い得になってしまうと、技術、人材が全て海外に流失する可能性があります。
よって、海外企業に買われないようにするために、物価と賃金を上げる必要があると思います。
もうすでに海外企業に買われているのが現状です。
数十年後、日本から中国に出稼ぎに行くような事態にならないと良いのですが、、、。
営業部 ふくい